地球が誕生したのが約46億年前です。

世界最古の人類と言われるのが、約700万年前に誕生したサヘラントロプス・チャデンシスと言われています。
人類の誕生は、地球誕生の長い歴史から見ると、まだまだ最近の出来事なのです。
しかし人類は、その浅い歴史の中大きな進化を遂げてきました。
そしてその背景には戦い、殺し、争い、目をおおうような出来事が多々ありました。
これから歴史を学ぶ中学生の皆さんにとっては、初めて知ることばかりかもしれません。
なぜ、人は戦い、争いあうのか。
それは人類誕生からの歴史をひとつずつ紐(ひも)解いて行くときっと理解出来ることです。
歴史をただの勉強で終わらせず、私たちの財産にしましょう。
そのためのお手伝いを、このサイトはさせていただきます。
それでは、行ってみましょう。人類のはじまりへ!!
人類の進化の過程を理解しよう
旧石器時代と新石器時代の違いを理解しよう
縄文時代の暮らしを理解しよう
世界最古の人類















猿人・・・最も古い人類
約700万年前生存
道具を使う
最古の人類
(サヘラントロプス・
チャデンシス)
原人・・・約200万年前生存
火や言葉を使う
新人・・・約20万年前生存
現在の人類の祖先
ホモ・サピエンス
旧石器時代と新石器時代





打製石器(だせいせっき)を使用していた時代が旧石器時代
磨製石器(ませいせっき)を使用していた時代が新石器時代





旧石器時代
打製石器を使用していた時代。約1万年前まで続く。
アフリカで出現した新人は、狩りや採集を行い世界中に移動して行きました。
当時は氷河期であったため、海面が現在よりも低く、日本は大陸と地続きでした。
そのため、大陸から日本まで歩いて移動することができたのです。
1万年前に氷河期が終わり、海面が上昇し、大陸と分断され現在の日本列島が出来上がりました。
その際に日本列島に留まっていた新人達が、日本人の祖先です。
氷河期が約1万年前に終わる。
つまりこの頃が旧石器時代から新石器時代への移行期です。
新石器時代
磨製石器を使用していた時代。土器を作成し、食物を煮ることが出来るようになりました。

徐々にですが、農耕や牧畜を始めた時代でもあります。
縄文時代(じょうもんじだい)






















旧石器時代は約1万年前まで続く。
ちょうどその頃、氷河期が終わり、日本は大陸と分断される(日本列島の誕生)
氷河期が終わり世界は新石器時代へ!
日本も新石器時代の真っただ中、日本独特の縄文文化が生まれる(縄文時代)



海面が上昇し入り江ができたため、魚や貝が豊富にとれました。
木の実や動物も豊かだったので、農耕や牧畜は発達しませんでした。
海岸や水辺には、食べ物の残りかすを捨てた貝塚が出来ました。
集団で住みはじめ、食料が得やすい場所に留まり、たて穴住居に住みました。

大人になった儀式として、抜歯(ばっし)をしました。
死者の霊の災いを封じるため、屈葬(くっそう)と言う方式で、死者を埋葬(まいそう)しました(体育座りのような形で死者を埋めました)
豊かな収穫(しゅうかく)を祈るため、土偶(どぐう)が作られました。














